買収によりアフターマーケット分野でのHCLのポジションを強化

大手グローバルテクノロジー企業であるHCLテクノロジーズ（HCL）は、100%子会社を通じて、ベンガルールに拠点を置くアフターマーケット、インダストリー4.0、IoT企業のクエスト・インフォマティクス（Quest Informatics Private Limited）を全額現金取引で買収することを発表しました。

クエストは現在、クラウド対応のアフターマーケットERP、フィールドサービス管理、デジタルパーツカタログ製品群を提供し、アフターマーケット分野の40以上のグローバル企業にサービスを提供しています。アフターマーケットのデジタル投資は、運輸・製造業において急成長しているセグメントの1つです。

「HCLは、クエストの買収により、急成長するアフターマーケット分野へとインダストリー4.0関連サービスを拡大することができます。」と、HCLのインダストリー・ソフトウェア部門およびIoT WoRKS™担当コーポレート・ヴァイスプレジデントのSukamal Banerjeeは述べています。「クエストの一連のアフターマーケットソリューションおよび製品は、デジタルトランスフォーメーションに取り組む世界中の運輸・製造業のお客様にとって有益なものとなるでしょう。一方で、HCLのスケール、リーチ、R&Dのケイパビリティは、クエストの既存のお客様のお役に立つことができます。」

「HCLのグローバルリーチや専門知識と、クエスト・インフォマティクスの深いドメインの知識を組み合わせることで、製品イノベーションや、継続的な成長のためのグローバルリーチを加速できます。」と、クエスト・インフォマティクスのCEO兼会長であるRudresh Basavarajappaは述べています。

買収は、2022年7月31日までに完了する予定です。

このニュースは2022年5月9日（現地時間）にHCLテクノロジーズが発表した資料の抄訳です。
原文は下記URLをご参照ください。
https://www.hcltech.com/press-releases/press-releases-business/hcl-technologies-acquire-quest-informatics