このタスクについて
オープンソースのバージョンソース制御システム (Subversion® など) により、プロジェクトの保管先となるリポジトリでそれらのプロジェクトを共有できます。
リポジトリはファイルサーバーに似ていますが、ファイルシステムのコピーを保管するだけでなく、以前の状態と変更履歴を保管するところが異なります。 Subversion® のようなソース制御システムは、ネットワーク接続を使用してリポジトリにアクセスします。 これにより、共有ファイルに対して作業を行い、他の開発者によって加えられる可能性があるすべての変更を監視することができます。
Domino® Designer でソース制御の有効化機能を使用できるようにするには、SVN/Clearcase (ソフトウェアのバージョン管理とリビジョン管理システム) のソース制御プラグインをインストールし、Designer で動的にプロビジョニングしておくことが前提です。 ガイドラインとして、ソース制御の有効化機能を使用するには、以下のステップを完了しておく必要があります。
次のタスク
まだオープンソースのバージョンソース制御システムをインストールしていない場合は、以下のステップに従って Subversion® システムをインストールできます。
注: 注: このバージョンでは、最低でも Eclipse 3.3 を必要とし、前のバージョンの Eclipse IDE はサポートしていません。
- Eclipze プラグインのインストールを有効にする設定を選択することにより、[アプリケーション] - [インストール] メニューを有効にします。
- サイト http://www.eclipse.org/subversive/downloads.php のリストにある SVN Eclipse プラグインの更新をインストールします。 Helios
Release を使用してください。 GEF (3.4 以降) は Subversion プラグインの前提条件であるため、前述の GEF プラグインのインストールも求められます。
- このプラグインをインストールしたら、更新サイト (http://community.polarion.com/projects/subversive/download/eclipse/2.0/helios-site/) から、関連する SVN コネクタをインストールします。
この処理の間に、各コネクタプラグインについてプロンプトが出される場合があります。
- これら両方の更新サイトが正常にインストールされたことを確認するには、[SVN リポジトリの探索パースペクティブ (SVN Repository Exploring Perspective)] を Domino Designer で開いて、Subversion サーバーに接続できるかどうかを検証します。
注: 前述のインストールシナリオの例は、以下のプラグインバージョンを使用してテストされました。
- Subversive plug-in: Subversive-incubation-0.7.9.I20100512-1900.zip
- Subversive コネクタ: Subversive-connectors-2.2.2.I20100512-1900.zip
最新のバージョンやこれらより新しいバージョンではなく、これらのバージョンを使用することを強くお勧めします。 その他のバージョンを使用する場合は、例にあるバージョンに近いバージョンを使用することをお勧めします。
注: デフォルトでは、Subversive ソース制御プラグイン (さらに場合によっては、その他のソース制御製品プラグイン) によって、最新バージョンの Graphical Editing Framework (GEF) がインストールされます。GEF 3.6.2 より新しいバージョンがインストールされていると、Designer で編集用に XPage を開いたときに、XPage が正しく表示されません。
この問題を解決するには、Subversive プラグイン (または、その他のソース制御製品プラグインのいずれか適切なほう) のインストール時に、バージョン 3.6.2 以前の特定バージョンの Graphical Editing Framework (GEF) をインストールしてください。バージョン 3.6.2 を推奨します。これを行うには、インストール手順中に、[更新サイトごとのフィーチャーの最新バージョンのみを表示する] チェックボックスのチェックマークを外します。
.../gef/updates/releases/ フィーチャーを展開し、[GEF SDK 3.6.2] を選択してください。