デジタルビジネス
金融機関の生産性と
ユーザーエクスペリエンスを強化
所要時間:5分
概要
流動的なビジネスプロセスの再構築
北欧の大手金融サービス会社であるクライアントは、すべての地域にわたるビジネスユニットのユーザーエクスペリエンスに一貫性がないことが事業運営に影響を与えていました。デジタル戦略がなく、IT サービスはパーソナライズされていませんでした。
HCLTech は、Profile Kaleidoscope を利用した独自のデジタルワークプレイス評価フレームワークを活用し、各ユーザーのより深いレベルの分析結果を出力することで、クライアントをサポートしました。このソリューションは、ユーザーのペルソナを定義し、ユーザーエクスペリエンスにマッピングすると同時に、提供されたユーザーデバイス、ビジネスアプリ、パーソナライゼーションおよび生産性ツールと関連付けます。
課題
ユーザーエクスペリエンスの一貫性とパーソナライゼーションの欠如
- すべての地域ユニットで一貫性のないユーザーエクスペリエンスが事業運営に影響していました
- ノートパソコン、デスクトップ、ワークステーション、スマートフォン、タブレット端末など、さまざまなデバイスで働く12,000 人以上の従業員という多様なユーザーベースが原因で生産性が最適化されていませんでした
- エンドツーエンドの成熟したデジタルワークプレイス戦略が欠如していたため、ユーザーにパーソナライズされたサービスを提供できていませんでした

目的
ワークプレイスの向上を目指す変革プロセスを開始
- ユーザーを識別してユーザーペルソナを準備するためのデジタルワークプレイス評価フレームワークを設計
- 各ユーザーのペルソナを詳細に分析し、要件を理解してサービスをパーソナライズ
- 適切なワークスペーススタックとの連携による生産性の最適化

ソリューション/解決策
ユーザーペルソナの存在を検出し、ワークプレイスサービスを提供
Profile Kaleidoscopeは、HCLTechのデジタルワークプレイス・ソリューションのスイートに含まれる評価フレームワークであり、ワークプレイスの機能とツールに基づいた評価に対応しています。また、このフレームワークは既存のユーザーペルソナを理解し、ワークプレイスサービスとテクノロジースタックを提供して、企業内の各ユーザーペルソナを支援します。
- Profile Kaleidoscope を活用したデジタルワークプレイスの評価フレームワークにより、クライアントがユーザーベース全体の現在の状況、利用履歴、最高の生産性を維持するために何が必要であるかを特定できるように支援
- 適切なワークプレイススタック(デバイス、ソフトウェア、仮想化、サービス、SLA、生産性ツールセット)を特定するために、ペルソナに合わせたシナリオを提案
- サービス、デバイス使用率、パーソナライゼーション、アプリケーション用途の観点からの現在の使用状況に基づいて、ユーザーペルソナを定義

インパクト/成果
- 12,000人を超える従業員向けに、カスタマイズされた独自のユーザーペルソナを7つ定義し、シームレスなユーザーエクスペリエンスと生産性の向上を実現
- 評価後のレポートを分析して、1,800 台を超えるデバイスがWindows10に対応していないこと、また250台を超えるデバイスがM365への移行に対応していないことを解明
- プロビジョニングされたスタックにより、一貫性のある改善されたユーザーエクスペリエンスと、さまざまなプロファイルに適したワークプレイスモデルを実現
- 包括的なデジタルワークプレイスが、各ペルソナの特性に基づいて適切なデバイス、ソフトウェア、コラボレーション・プラットフォームを特定し、総合的で強力な提案を実施
