• マネージド・
    セキュリティサービス
    (MSS)

概要

マネージド・セキュリティサービス(MSS)

マネージド・セキュリティサービス(MSS)は、ネットワーク上のあらゆる脅威から企業や組織を守るために、HCLTechが有する技術基盤と高度な人材をフルに活用して提供しているアウトソーシング・セキュリティサービスです。

昨今、サイバー攻撃は益々巧妙化し、機密情報や個人情報の漏えいリスクが急速に拡大しつつあります。セキュリティシステムの更なる進化と高度化は、企業や組織にとっての重要かつ喫緊の課題となっています。

世界で数多くの実績を持つ
セキュリティ・アウトソーシングサービス

社会環境が目まぐるしく変わり、多くの企業が事業拡大を競う中で、情報セキュリティ上の失策が組織にとって致命的となるケースも少なくありません。

かつては強固なファイアウォールを構築し、外部からの不正侵入を水際で検知、ブロックすることが最も有効なセキュリティ対策と考えられていましたが、ここ10年ほどでそうした境界防御型のセキュリティ環境は一変しました。その背景には、企業におけるクラウドサービス活用の拡大とモバイルデバイスの普及、さらには暗号化されたトラフィックの急増、マルウェアの巧妙化など、様々な要因がありますが、既に境界防御型の対策では十分に対応できないというのが現状となっています。
そこで近年では、全てのトランザクションを信用せず、あらゆるネットワーク、アプリケーションを常に監視して検証するという、ゼロトラスト・セキュリティモデルが主流となりつつあります。また、ネットワークにつながる全てのデバイスの安全強化を図るエンドポイント・セキュリティ対策も広がりつつあります。

しかし、セキュリティ対策は高度化かつ多層化を図らなければならない一方で、社内の技術者を育成・確保することは容易ではありません。結果として、組織内で十分な対策を講じることが困難な状況に陥っている企業も少なくありません。
こうした状況下で急速にニーズが高まっているのが、セキュリティ業務をアウトソースの活用によって解決する、マネージド・セキュリティサービス(MSS)です。セキュリティのプロセスを外部のサービスに委託することで、新たな脅威から組織を守るとともに、各種規制やコンプライアンスを遵守しながらビジネスの継続性を確保する体制を構築することができ、結果的に費用の削減にも貢献します。

HCLTechのMSSは、既に世界で数多くの実績を持つセキュリティ・アウトソーシングサービスです。
世界各地に配置されたサイバーセキュリティー・フュージョンセンター(CSFC)には専門家チームが常駐し、高度なセキュリティ分析や脅威に対する知見を駆使した、24時間365日にわたる、全方位型の管理、監視体制を実現。独自に開発されたSecurity Event Correlationフレームワークにより、セキュリティデバイス、データベース、サーバー、ネットワーク機器、エンドポイント、アプリケーションなど全てのトラフィック、アクティビティ、トランザクションのログが常時、自動監視され、攻撃を検知した場合には影響を最小限に抑えるための対応を迅速に図ります。

SIEM環境

サイバーセキュリティー フュージョンセンター

CSFCは、ノイダ、バンガロール、チェンナイ(インド)、テキサス(米国)、イェーテボリ(スウェーデン)、メルボルン(オーストラリア)の6か所に置かれ、さらにそれらをバックアップするサテライト・センターがメキシコ、ポーランド、ベトナムの3か所に設置されています。
このように、セキュリティの各専門分野に精通した高度な人材を集中して配置することにより、あらゆるサイバー領域を隈なくカバーするとともに、専門家同士が互いに連携しながら最高レベルのサービスを提供しています。

トップクラスのグローバル・セキュリティサービスベンダー

HCLTechは、バランスの取れたアプローチにより、コンプライアンスに対応したセキュリティ技術と柔軟なサービスモデルを、世界中のお客様に提供しているトップクラスのグローバル・セキュリティサービスベンダーです。 一例を挙げると、セキュリティソリューションの監視、エンドポイントセキュリティサービス、フィッシング詐欺防止、マルウェア対策サービスなどをカバー。また、ルーター、統合脅威管理(UTM)、ファイアウォール、VPN、プロキシサーバー/アプライアンス、エンドポイントセキュリティに対応する他、UNIX、Windows、Webサーバーアプリケーション、データベースサーバー、IAMソリューション、AAAサーバーなどに対応したセキュリティサービスや、電子メールセキュリティおよびウイルス対策などのサービスを通じて、お客様に安心のサイバーセキュリティ環境をお届けしています。

そして、HCLTechのMSSを導入されることのメリットの一つが、海外拠点のセキュリティ基盤も全て同一レベルで構築することができる、グローバルサービスであるという点です。日本国内だけでなく、全世界に広がるビジネス拠点のセキュリティ環境を、統合的に管理されたいと考えていらっしゃる企業には最適なソリューションです。

  • 25+

    年以上にわたる成熟した
    セキュリティの実践

  • 7,000+

    名以上のサイバーセキュリティ
    の専門家

  • 6

    箇所のサイバーセキュリティ フュージョン センターと50以上のグローバル・デリバリーセンター

  • 750+

    件以上のサイバーセキュリティ分野における活発なお客様とのエンゲージメント