HCLテクノロジーズ　2012年度年間売上高 前年比17.1%アップの41.52億ドル、
第4四半期売上高 前年比12.1%アップの10.8億ドル

日本を含むROW地域の年間売上高は前年比6.9%アップ

大手グローバルIT企業HCLテクノロジーズ（以下HCL）は、2012年6月30日締めの2012年会計年度および第4四半期の業績を発表しました。
グローバルの年間売り上げは17.1%上昇し41億5200万ドルに、また第4四半期においても堅固な成長を収め、グローバルの売り上げは前年比12.1%アップの10億8,000万ドルとなりました。

シンガポールを拠点として、日本を含むアジア太平洋地域、中東、南アジア、オーストラリア＆ニュージーランド、アフリカで 構成されるRoW（Rest of the World）地域の年間売上高は前年比6.9%アップ、第4四半期については前年比1.5%のアップとなりました。

この結果を受けて、HCLアジア太平洋・中東・アフリカ地域のプレジデントPradeep Bindalは、以下のように述べています。
「HCLはRoWにおいて好調な成長を続けており、RoWの今期の売上高は前年比で6.9%のアップとなりました。RoWはHCLが力を入れている地域で あり、その顕著な例として、先日開設したマニラのグローバル・デリバリー・センターなどが挙げられます。」
2012年度のRoWに関するハイライト

• 世界的大手医薬品メーカーEli Lilly社とHCLは、Eli Lillyのグローバルな競争力をさらに強化すべく、新たなテクノロジーの開発と経営効率の向上を目的として、シンガポールに共同イノベーション・ラボをオープンしました。
• HCLはオーストラリア最大のカウンシルから選ばれ、同カウンシルのCEMトランスフォーメーション・プログラムにたずさわることになりました。
• HCLはフォーブス・アジアがアジア太平洋地域の企業から選ぶ「Asia’s Fab 50 Companies」の1社に2年連続で選ばれました。
• HCLはシンガポールの人材開発省より、権威ある「2011年ア ジアン・ヒューマン・キャピタル・サミット・アワード」を授与されました。また、ビジネススクールの名門インシアード（INSEAD）より、「従業員第一 主義」（EFCS／Employees First, Customers Second)の経営理念に基づく革新的かつ効果的な人材開発／活用の取り組みが高く評価されました。
• HCLは年次アカウント・レベル顧客満足度調査（A- CSAT／Account level Customer Satisfaction Survey 2012）を民間の第三者独立コンサルタントの協力を得て実施し、およそ2,000件の回答を得ました。調査結果によると、HCLに対する総合的な満足度 は前年比で17%アップしました。

RoW – 業績

• 第4四半期売上高、前期比1.5%アップ
• 年間売上高、前年比6.9%アップ
• 第4四半期、HCLテクノロジーズの全売上高に占めるRoWの割合は15.5%

HCLテクノロジーズ – 業績

• 第4四半期売上高、前年比12.1%アップ、前期比3.0%アップの10億8000万ドル
• 年間売上高　前年比17.1%アップの41億5200万ドル
• 第4四半期純利益、前年比36.3%アップ、前期比28.7%アップの1億5600万ドル
• 年間純利益　前年比30.9%アップの4億9500万ドル
• 従業員数はトータルで7,008人増、純増数は1,855人で、総従業員数は84,319人に

（英文PDF:308KB）