シスコ・グローバル・デジタル・サステナビリティ・チャレンジのEMEA（ヨーロッパ、中東、アフリカ）部門において、HCLテクノロジーズ（以下、HCL）のネットゼロ・インテリジェント・オペレーション（NIO）ソリューションが１位を獲得しました。このグローバルチャレンジは、シスコの技術を活用し、お客様がサステナビリティの問題に取り組み、それぞれのサステナビリティ目標を達成できるよう支援するソリューションを公開するよう、シスコのパートナー企業に呼びかけるものです。

今回の受賞について、シスコのEMEAパートナー部門担当VPのElisabeth De Dobbeleerは、次のように述べています。「HCLテクノロジーズがシスコ・グローバル・デジタル・サステナビリティ・チャレンジのEMEA部門で1位を獲得したことに心よりお祝い申し上げます。シスコは、すべての人のために持続可能な未来を築くことに全力で取り組んでいます。HCLのIoT WoRKSが構築した、エネルギーと排出量を削減するソリューションは、我々のパートナーがシスコの技術を使用してイノベーションをおこしていることを示す素晴らしい例と言えます。気候変動により社会が直面する課題に対処するには、グリーンソリューションは不可欠であり、市場にも変化をもたらします。HCLをパートナーとして迎えられたことを誇りに思います。」

NIOは、IoTを活用したクラウドに依存しないスケーラブルなソリューションで、エネルギー消費とGHG排出の、リアルタイム監視、正常化、比較、削減を可能にします。これにより、資産やプロセスのエネルギー強度を最適化し、二酸化炭素排出量の削減に取り組む企業を支援します。また、ワークスペースやショップフロアの排出量を計算、レポートし、最適化の可能性を割り出すこともできます。

HCLテクノロジーズのIoT WoRKS担当コーポレートVPであるSukamal Banerjeeは、この受賞について、「私たちのNIOソリューションがシスコ・グローバル・デジタル・サステナビリティ・チャレンジで優勝したことを光栄に思います」と述べています。「NIOは、HCLのサステナビリティ戦略である「Act, Pact and Impact」と、シスコのビジョンである「Powering an inclusive future for all」のどちらにも沿っています。我々の専任のエンジニアチームは、Scope1、Scope2、Scope3の排出量をカバーするこのソリューションのロードマップを今後も継続して開発するというチャレンジに取り組んでいます。今回の受賞は、テクノロジーを活用して持続可能なビジネスを構築するという我々のコミットメントを証明するものです。」

HCLテクノロジーズのCTO兼エコシステム責任者であるKalyan Kumarは、「今回の受賞によって、当社のエコシステムの重要な柱であるCloudSMART戦略と、お客様に持続可能な価値を提供することを目的としたシスコとのパートナーシップがゆるぎないものとなりました。」と述べています。「ESGと環境の持続可能性は、引き続き当社のお客様にとっての最優先事項であり、お客様の二酸化炭素排出量削減を支援する当社の取り組みがこのように評価されたことを嬉しく思います。」

シスコ・グローバル・デジタル・サステナビリティ・チャレンジの詳細は、https://blogs.cisco.com/partner/celebrating-our-cisco-partners-who-advance-environmental-sustainability をご覧ください。

今回の表彰で、シスコとHCLテクノロジーズの25年にわたるパートナーシップに、また１つ貴重なマイルストーンが加わりました。コ・イノベーションおよびエンジニアリングサービスのパートナーとして始まったHCLテクノロジーズとシスコの関係は、シスコの複数の製品ラインにわたるエンジニアリングソリューションとサービスにおける価値創造、イノベーション、優れたデリバリーにフォーカスをあて、ますます強い結びつきへと発展しています。HCLとシスコの戦略的アライアンスについての詳細は、https://www.hcltech.com/about-us/alliances/cisco をご覧ください。

このニュースは2022年7月25日（現地時間）にHCLテクノロジーズが発表した資料の抄訳です。原文は下記URLをご参照ください。
https://www.hcltech.com/newsfeed/news/hcl-technologies-wins-cisco-global-digital-sustainability-award-net-zero-intelligenty