去る2015年11月24日(火)、エイチシーエル・ジャパンでは、朝日インタラクティブと共同で『ビジネスは新たな領域へ - 見えてきたIoT時代の事業戦略』と題したセミナー・イベントを開催いたしました。
IoT - モノのインターネットの出現が、いまビジネスの可能性を大きく塗り替えています。多くの先進的な企業が蓄積されたデータを活用し、人やエネルギー、車、機械、ビルといったリソース配分の最適化、オペレーションの効率化に取り組み始めています。またデータの活用により新サービスの提供や新製品開発など、新たな収益源の開拓に成功する企業も出てきています。IoTは既に単なるバズワードではなく、具体的な導入の時期に入ってきているのです。
本セミナーではこうした状況をとらえ、ご参加の皆さまに具体的なIoTの導入イメージを描いていただけるよう、多くの成功事例を交えながら、IoTを構成する要素やデータ活用の可能性などをご紹介させていただきました。
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まず基調講演では「Internet of Experience - IoTが「ものづくり」にもたらす新たな可能性」と題し、HCLテクノロジーズ エンジニアリングR&Dサービス部門のトップを務めるGH Raoから、今後の企業のあるべき姿と、その実現にIoTがどう関わっていくのかについてお話しさせていただきました。またグローバル重工業企業様におけるIoTデータプラットフォームの開発~運用の成功事例をご紹介いたしました。 |
HCLテクノロジーズ ERS, President |
ソフトバンク株式会社 IoT事業グループ |
続いての特別講演では、IoTの重要な要素である「コネクティビティ」について、通信キャリアであるソフトバンク様からお話をいただきました。「すべてがつながる世界」の実現のために策定が進められているIoT向けグローバル標準仕様、LTE MTC (Machine Type Communication)や、様々な業種のお客様へのIoT/M2M 導入実績をご紹介いただきました。 |
講演に続いては、ZDNet Japan 編集長 怒賀氏のモデレーションによるパネルディスカッション「これがIoT時代のデータ活用事例だ!~データをどう集め、使うのか?先行企業が取り組みを公開~」が行われました。モデレータからは、いまだに多くの企業が蓄積されたデータで何ができるのかを模索している、という問題が提起され、データ収集における注意点や、収集したデータの活用について各パネリストの見解を求めました。これに対して4名のパネリストが実際のプロジェクト、お客様事例の紹介を交えながら、成功の勘所や重要なポイントについて、それぞれの意見を述べました。 |
左より、モデレータの怒賀編集長、 |
セミナーセッション後の懇親会は在日インド首席公使のスピーチで幕を開けました。セミナーで紹介された事例の詳細や、HCLのグローバルでの実績などにご参加の皆さまの興味が集まり、講演者の皆さまやHCLの担当者と熱心にお話しされている様子が会場のあちこちで見られました。 |
ご参加の皆さまには、心より御礼申し上げます。 エイチシーエル・ジャパンでは、グローバル市場での実績と国内でのサービス提供経験を活かし、今後もお客様の製品エンジニアリング、ソフトウェアエンジニアリングについて有益な情報を発信してまいります。
HCLテクノロジーズのエンジニアリングR&Dサービス(ERS)部門では、幅広い業界における経験と最新テクノロジーの知識を通して、お客様のイノベーション創出とグローバルビジネス成功のお手伝いを致しております。
HCLのERSは、R&D投資額世界トップ100の企業を主なクライアントとし、世界最大規模のエンジニア数(22,000名)と顧客への投資(110以上の顧客専用開発センターを設立)を誇る世界No1クラスのエンジニアリング開発サービス・パートナーです。
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