HCL Domino の「業務アプリケーション基盤」としての価値

HCL Notes/Domino は「グループウェア」であると同時に、企業や組織が固有の「業務アプリケーション」を開発、展開、実行できる基盤環境でもあります。 ここでは主に「業務アプリケーション基盤」の観点から、HCL Domino の価値をご紹介いたします。

モバイルで動作する Domino アプリケーション

【New!!】 Notes/Domino ユーザーの「声」

「業務アプリケーションを開発、展開する基盤」として Notes/Domino をユーザーはどのように評価しているのか – 法人向けソフトウェア・クラウドサービスの口コミ(レビュー)サイト「ITreview」に寄せられた実際のユーザーのレビューに基づいたホワイトペーパー『なぜ業務効率化がこんなにも進むのか? グループウェア「Notes/Domino」のもう1つの“顔”とは』をご覧ください。

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HCL Domino V11 はローコード開発もできるアプリ基盤

Notes/Domino は世界中のお客様で、業務アプリケーション基盤として、汎用性、スケーラビリティ、セキュリティーといった価値を証明してきました。そしてさらに最新の技術を取り入れ続けています。V11では、アプリのモバイル対応が実現し、新しいアプリを3倍速く構築するローコード開発も可能になっています。

モバイル版 HCL Nomad アプリで
Notes アプリケーションがそのまま動作

ローコードアプリ開発環境 HCL Domino Volt で素早くアプリを作成、展開できます

Domino: バージョンアップが正解。移行するべきではありません

Notes/Dominoを他の環境に移行することは困難で、何年もかかることがあります。多くの場合、コストが膨らみ、新たな価値が生まれません。他社のソリューションは複雑であり、時間が経ち、活用が進むほどコストが高くなります。

All-in-One のアーキテクチャーとROIに優れたライセンス体系

HCL Domino は企業活動を支える業務アプリケーションの開発、展開、実行に必要なすべての機能を揃えた All-in-One の設計になっています。複雑なシステム構成は必要ありません。さらにライセンスは「ユーザー単位」のみであり、サーバー台数、アプリケーション数、端末の種類・台数などの制限はありません。サーバーのクラスタリングやバックアップサーバーにより、高可用性、災害・障害対策から、在宅勤務に対応したマルチ・デバイスでの利用まで、追加ライセンスなしに実現できます。

情報共有基盤、アプリ開発・実行基盤、メールサーバー、HTTPサーバー、データベース、ディレクトリーサーバー、セキュリティー、モバイル対応を包括的にカバーする HCL Domino は、企業活動を支援する使いやすく効率的な All-in-One の総合インフラ

移行コストの試算

Domino から別のプラットフォームへの移行をお考えですか?HCL Domino V11へのバージョンアップではなく、他の環境に変更して業務アプリを移行した場合、高いコストが発生する可能性があります。他の環境への移行(Migration)と Domino V11 へのバージョンアップ(Modernization)のコスト比較をお試しください。
(画面は英語ですが、ユーザー数、アプリ数などを入力するだけでご利用いただけます)

「脱ノーツ」の真実

多くのお客様は、Dominoのバージョンアップによる業務アプリ環境のモダナイズは、他の環境への移行に多大な作業を行うよりも、はるかにコスト・メリットがありもリスクが少ないことを実感しています。

事例1 保険会社: バージョンアップと比較して移行には20倍の費用が発生

もともと Notes/Domino の顧客であった同社は、メールソリューションを他の環境に移行し、アプリを実行するために Domino を維持することを最初に決定しました。その後、既存の Domino アプリを置き換えるためのツール群を含むアプリ移行戦略を発表しました。Domino アプリを移行するために必要となった環境は以下のようなものでした。

  • Microsoft 365 の導入: ドキュメントライブラリーとして採用
  • 人事ソリューションの導入: 人事記録、休暇申請、勤務管理など
  • CRM の導入: 営業やプロジェクト管理用
  • 業務アプリの開発: 業務に必須のアプリを再度開発

これは、私たちのチームの分析によると、この顧客がDominoをバージョンアップし、アプリをモダナイズした場合の20倍以上の費用がかかります。

事例2 化学会社: 9 年経過するも完了せず

この会社は1997年にNotes/Dominoの顧客としてスタートし、最終的には8,000以上のアプリを開発してビジネスを運営していました。

  • 2011年: 別プラットフォームへの移行作業を開始
  • 2015年: アプリを選別し、938アプリが業務に必要であると判断
  • 2015-2019年: 移行が困難なことから938個のアプリから、ミッションクリティカルなアプリ291個に移行対象を限定
  • 2019年: 移行作業が継続中。291個のアプリについて、Notes/Dominoでのモダナイズ、あるいは廃止するロードマップの再策定

10年近くかけて試行錯誤してきましたが、いまだに苦戦を続けています。すでに150万ドルのサービス費用が掛かっていますが、トータルコストがいくらになるか、まだわかりません。私たちのチームによる内部分析によると、Dominoのバージョンアップであれば年間15万ドルあれば彼らのすべてのアプリをモダナイズできました。

最新版 Notes/Domino へのバージョンアップをご検討ください