HCLのアジャイル開発 

アジャイル開発とは | アジャイル開発が解決する課題 | HCLが選ばれる理由
アジャイル開発とは
アジャイルは英語で「敏捷な」「素早い」「しなやかな」などを意味します。アジャイル開発はアジャイルなソフトウェア開発を実践するもので、開発手法としてはiteration(反復) と呼ばれる一定の期間内に計画・設計・実装・テストなどを行い、このサイクルを反復しながらソフトウェアを作り上げていくという特徴があります。各サイクルでは、プロトタイプではなく、きちんと動作しリリース可能なソフトウェア機能を開発します。この為、開発された機能をその都度確認しフィードバックを得られる、重要な機能を先にリリースできるといったメリットがあり、迅速に且つ変化へ柔軟に対応しながらソフトウェア開発を進めることができます。
プロダクト
バックログ
スプリント
バックログ
実行可能な製品の
インクリメント
デイリー
スクラム
スプリント
(1-4週間)
スプリント
レビュー
スプリント
計画
スプリントの
振り返り

アジャイル開発とは | アジャイル開発が解決する課題 | HCLが選ばれる理由
アジャイル開発が解決する課題
現在、製品開発は大きく次のような3つの課題に直面しています。
- 市場のニーズが目まぐるしく変わることから、多くの場合、要件が途中で変更になる
- 製品開発のサイクルが非常に長く、開発依頼者が実際に開発されたものを目にするまでに時間がかかる
- 開発依頼者の製品開発への関与が非常に限られている
これらの問題は予算超過や返品などによる開発ROIの悪化につながり、ビジネスに思わしくない影響を与えます。アジャイル開発手法は従来の手法に比べて迅速に、変化に柔軟に対応しながらソフトウェア開発を進めることができます。アジャイル開発手法を上手く適用することで、これらの課題を解決することができるでしょう。
製品開発における課題
-
ダイナミックに変化
する市場においては
全てを前もって把握
することはできない製品の特性や機能が
必ずしもエンドユー
ザー視点ではない
売り上げ減に影響 -
開発・改良の
サイクルが長い
時間がかかる市場への
製品投入が遅れ
マーケットシェアや
テクノロジー
リーダーシップを
失うことにつながる -
エンジニアリングを
並行して進めていない
顧客との同期ができ
ていない開発された製品と
顧客の期待の間に
ギャップ
当初の意図が
見失われる -
予算超過
不確定コスト
返品R&D費用対効果が低下
全体的な損益に影響
アジャイル開発とは | アジャイル開発が解決する課題 | HCLが選ばれる理由
HCLのアジャイル開発サービスが選ばれる理由
■ グローバルリーディング企業とのアジャイル開発実績
HCLは38年に渡りエンジニアリングR&Dサービスを提供しています。2万人以上のエンジニアが10の主要業界のプロジェクトに従事しています。HCLは現在、100社以上のグローバルリーディング企業にアジャイル開発サービスをご提供していますが、航空宇宙、自動車、コンシューマエレクトロニクス、医療機器やオフィス・オートメーションなど、業種によってアジャイルの適用場面は大きく異なります。広い業種でアジャイル開発サービスを提供してきた経験、ノウハウがお客様のアジャイル開発プロジェクトを成功に導きます。
■ カンバン方式とリーンに基づくアジャイルフレームワーク「FLOW」とウォーターフォールからアジャイルへの移行をサポートするフレームワーク「PIPES」
HCLはカンバン方式とリーンの原理に基づき「FLOW」というリーン/アジャイルフレームワークを開発しました。HCLのアジャイルフレームワーク「FLOW」は要件・デリバリー・実装のサイクル反復と、デリバリー管理指標の可視化に重点を置いていることが特徴です。また移行サポートフレームワーク「PIPES」によって、お客様の開発プロジェクトをウォーターフォール型からアジャイルへとスムーズに移行することが可能です。
■ アジャイル開発プロジェクトでもオフショアの活用が可能
HCLではプロジェクトメンバーが複数のロケーションに分散している場合にもアジャイル開発手法をご活用いただけるデリバリーモデルをご提供しています。スクラムチーム単位でオンサイト・オフショアに分散しているケース、スクラム内でメンバーがオンサイト・オフショアに分散しているケースのどちらにも対応が可能です。アジャイル開発とオフショア活用の両方のメリットをご享受いただけるよう、最適なデリバリーモデルにカスタマイズいたします。
■ アジャイルCoE・ツールCoE・アジャイルアカデミーなどがお客様のアジャイル開発プロジェクトの成功をサポート
HCLではアジャイル開発をサポートする専門組織を設置しています。アジャイルCoEはプロセス定義の策定やベストプラクティスのご提供によりアジャイルプロジェクトの遂行をサポートします。またコンサルティングサービスや研修サービスを通じてお客様組織のアジャイル力を高めるお手伝いもしております。HCLにはアジャイルアカデミーという研修体系があり、受講者はPMIの単位を取得したり、HCLのアジャイルマネージャー認定を受けることができます。また、ツールCoEは様々なツールの中から各アジャイルプロジェクトに最適なものを選択、導入をサポートいたします。
アジャイルCoE
アジャイルCoEの役割
- アジャイル手法に関するケイパビリティの確立
- 新プロジェクトのキックオフ
- 適切なツールの導入
- アジャイル実践コミュニティへの貢献 – ナレッジ共有
- 品質改善プログラム
- プロジェクトおよび
プロジェクトメンバーのアジャイルへの移行をサポート
提供サービスの一例
- コンサルティング
- トレーニング
- プロセス定義の作成・改善
- お客様組織のアジャイル
ケイパビリティ向上サポート
- アセスメント
- ギャップの
洗い出し - ギャップの
解消
- チームメンバー
スポンサー
ステークホルダーに対する
トレーニング - プロセスの調整
- ツールの選択
- 重要な指標のトラッキング
- プロジェクトの進展・成熟をサポート
- レビュー
- 監査
- プロセス
改善

アジャイル トレーニング・アカデミー
トレーニングの特徴
- HCLがご提供する1日集合研修を受講するとPMI (Project Management Institute) のPDU 8単位分として認められます
- 研修は全て資格を持った講師が行います
- アジャイルのベネフィットに特化したソフトスキルトレーニング
- オンラインテストは膨大な数の問題からツールがランダムに出題
- 品質改善プログラム
- プロジェクトチームのトレーニング受講状況は月次監査の必須確認事項に指定
段階に
合わせた
研修内容
レベル0:
アジャイルの基礎
レベル1:
認定アジャイルマネージャー
アソシエイトレベル
レベル2:
認定アジャイルマネージャー
マスターレベル
- 対象:
- レベル1修了・HCL認定アジャイルマネージャー アソシエイトレベル
eラーニングで3つのファシリテーションコースを修了
アジャイルプロジェクトに携わるリーダー・マネージャー・ビジネスアナリスト・スクラムマス ターなど - 形態:
- 1日集合研修
オンラインテスト(ケーススタディ) - 内容:
- リーン/アジャイル
XPの基本
アジャイルテスティング - その他:
- 実際のデリバリ経験に基づくプロジェクトレポートの提出
ソフトスキルオプションコースを最低3つ以上受講
- 対象:
- アジャイルプロジェクトチーム
- 形態:
- Eラーニングおよび集合研修
- 内容:
- アジャイルの基本
プロフェッショナルスキル
- 対象:
- レベル0修了者
アジャイルプロジェクトに携わるリーダー・マネージャー・ビジネスアナリスト・スクラムマスターなど - 形態:
- 1日集合研修
オンラインテスト - 内容:
- アジャイルスプリンター
- その他:
- コミュニケーション・
人材育成・チームの
パフォーマンスを向上させるフィードバック方法など3つのソフトスキルコース受講

■ 関連情報
- GH Raoインタビュー「アジャイル開発はソフトだけでなく、ハードにも向いている」
- イベントレポート『グローバル市場で勝ち抜くための製品開発革新~世界のトップ企業が実践する「アジャイル開発」の導入ノウハウと成功事例~』
- アジャイル開発の活用事例