アジャイル開発の活用事例

HCLはグローバルリーディング企業の製品開発にアジャイル開発手法を適用し、Time to Market短縮や不具合件数の低減といった価値をご提供しています。

事例1. 大手航空機メーカーにおける大規模開発・テストプロジェクトへのアジャイル適用

【お客様の課題】

  • ■ 飛行テストや評価サイクルに遅れがありフライトスケジュールに影響を与えていた
  • ■ サプライヤーの数が2万社近くにまで増加しており、プロセスが非常に複雑になっていた
  • ■ 工場の現場において非効率なスケジューリングがされていた

【HCLのソリューション】

  • ■ テストと評価サイクルの問題点を解消しTime to Marketを短縮するためにBPMフレームワークを適用(プロセス標準化、ユーザー管理・ロール管理の一元化、フレームワークの再利用、タスク3D表示のためのカスタムユーザーインターフェイス)
  • ■ カスタマイズしたアジャイルデリバリーモデルを適用(プロダクトチームのトラックやテーマに対応した分散スクラムチーム)
  • ■ HCLのアジャイルCoEが提供するアジャイルのベストプラクティスを活用

【効果と成果】

  • ■ 以下の効果により年間400万ドルのコストを削減
    • - 調達サイクルを33%短縮
    • - リリースサイクルを短縮
    • - 22件のリアルタイムパフォーマンスレポート
    • - プロセスの再利用率を50%向上
    • - タスクの自動化
  • ■ リアルタイムダッシュボードと40件以上のカスタムレポートにより見える化を実現
  • ■ ビジネスルールに基づいたタスクの振り分け自動化を実現

お客様メンバーとHCLメンバー、オンサイト(アメリカ合衆国・シアトル)メンバーとオフショア(インド・バンガロール)メンバーの混成スクラムで大規模プロジェクトを遂行

製品統括責任者
最上位スクラムチーム(隔週もしくは毎月)

 
 

事例2. グローバル大手MFPメーカーにおける大規模開発・テストプロジェクトへのアジャイル適用

【お客様の課題】

  • ■ 最新のプリンターに搭載されているソフトウェアが非常に古く、密結合であることから新しい機能を迅速に追加することが難しくなっていた
  • ■ 競合が非常に激しく、迅速に製品に新機能を追加し市場に投入していくことが求められていた

【HCLのソリューション】

  • ■ 以下の実現を目指し、既存プラットフォームソフトウェアのリファクタリングを実行
    • - Time to Marketの削減
    • - 1回の製品ローンチで追加される機能の数を拡大
    • - 複数の製品で機能を共通化
  • ■ カスタマイズしたアジャイルデリバリーモデル(分散スクラムチーム)を適用
  • ■ HCLのアジャイルCoEが提供するアジャイルのベストプラクティスを活用

【効果と成果】

  • ■ 品質および予見性が向上
  • ■ 開発された第2世代プラットフォームでほぼ不具合ゼロを達成(11スプリント、77ストーリー、770ストーリーポイント、チームメンバー32名)
  • ■ 第1世代プラットフォームを担当するチームで熟練したアジャイルプロセスを確立、機能リリースのスピードが改善
  • ■ 顧客のSME(Subject Matter Expert:領域の専門家)の負担を最小化

木曜日 東海岸の朝8:00

水曜日 東海岸の朝8:00

木曜日 東海岸の朝8:00

プレ
計画

計画

デモ

1日目

10日目

スプリントの期間は2週間
稼働日としては10日

開発

設計・テスト駆動開発・コード・ビルド・テスト・プロモート・検証

オンサイト(アメリカ合衆国・ウェブスターおよびウィルソンヴィル)メンバー・オフショア(インド・チェンナイ)メンバー混成のスクラムチーム。時差などを考慮したスプリントを採用。

 

■ 関連情報